タイル製造のシュトイラーが民事再生、住宅不況で経営が悪化
タイル製造の独シュトイラー・フリーゼングルッペは4日、ブレーメン区裁判所に民事再生手続きの適用を申請した。建設コストの高騰と金利の急上昇を受けて住宅需要が大きく縮小していることから、経営が悪化している。経営権を温存したう […]
タイル製造の独シュトイラー・フリーゼングルッペは4日、ブレーメン区裁判所に民事再生手続きの適用を申請した。建設コストの高騰と金利の急上昇を受けて住宅需要が大きく縮小していることから、経営が悪化している。経営権を温存したう […]
ドイツ連邦陸運局(KBA)が5日発表した6月の乗用車新車登録台数は前年同月比24.8%増の28万139台となり、増加幅は前月の19.2%から一段と拡大した。サプライチェーンのひっ迫緩和を受けて受注残の消化が加速。前年同月
ドイツの自動車業界の事業見通しが急速に悪化している。Ifo経済研究所が5日発表したところによると、完成車メーカーの6月の期待指数(今後6カ月の事業見通しを示す)はマイナス56.9ポイント(DI)となり、前月のマイナス10
独自動車部品大手コンチネンタルは5日、ゴム・樹脂製品子会社コンチテックが水素技術センターをハンブルクに開設したと発表した。業界や分野を超えた情報交換の場とする考え。水素の全バリューチェーンに沿った技術、規制、インフラ上の
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は4日、ブラジルを中心とする南アメリカ市場で新モデル攻勢をかけると発表した。電気自動車(BEV)のほか、現地の実情に見合ったフレックス燃料車を投入。走行に伴う二酸化炭素(CO2)の
Ifo経済研究所が4日に発表した独化学業界の6月の景況感指数(DI)はマイナス28.3ポイントとなり、前月(-12.5ポイント)を大幅に下回った。今後の見通しを示す期待指数がマイナス5.5ポイントから25.6ポイントへと
ドイツ連邦統計局が4日発表した5月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節調整ベースで前月比0.1%減の1,305億ユーロとなり、2カ月ぶりに悪化した。輸出は3月に5.6%減と大幅に縮小。4月はやや持ち直したものの、5月は再び
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が3日発表した独業界の5月の新規受注高は物価調整後の実質で前年同月比10%減となり、これまでに引き続き大幅に落ち込んだ。VDMAのチーフエコノミストは、「グローバルな投資需要の弱含みが続いて
電機大手の独シーメンスは3日、ドイツ国内の大型モーター事業を1日付で独立の新会社イノモティクス(Innomotics)に分社化したと発表した。大型モーターは中核事業に属していないことから、シーメンス本体からすべて切り離す
米投資会社シルバー・レイクは6月29日夜、独IT大手ソフトウエアAGに対する株式公開(TOB)でこれまでに63%以上の株式を確保したと発表した。50%プラス1株以上の確保をTOBの成立条件としていることから、事実上、買収
ドイツ連邦統計局が30日発表した5月の輸入物価指数(2015年=100)は前年同月比9.1%減の126.8となり、09年9月以来の大幅下落を記録した。同物価の低下は3カ月連続。比較対象の22年5月はロシアのウクライナ進攻
Ifo経済研究所が30日に発表した6月のドイツ価格計画指数(DI)は16.3ポイントとなり、前月の19.1ポイントから低下した。同指数の下落は9カ月連続。ただ、サービス業の多くの分野で数値の低下幅が小さいことから、調査担
車載半導体大手の独インフィニオンは30日、墺ディープテック・スタートアップ企業コントロール(Kontrol)と戦略パートナーシップを締結したと発表した。自動運転機能が法令、標準、規格、判決に合致しているかどうかを簡単にチ
独連邦デジタル・交通省は29日、自動車用充電設備を購入する一般世帯と企業に補助金を交付すると発表した。電動車の普及を促進する狙いで、総額9億ユーロの助成を行う。 充電ステーションと太陽光発電設備、蓄電設備をセットで購入す
独信用調査機関クレジットリフォームが29日に発表した上半期の企業倒産件数は前年同期比16.1%増の8,400件となり、ドイツが「欧州の病人」と呼ばれていた2002年以来の大幅増を記録した。エネルギー・材料価格の高騰と、欧
ドイツ連邦雇用庁(BA)が30日発表した6月の失業者数は255万5,000人となり、前月を1万1,000人上回った。季節要因を加味したベースでは増加幅が2万8,000人に上っている。アンドレア・ナーレス長官は雇用拡大の勢
ドイツ連邦統計局が29日発表した6月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比6.4%増となり、上げ幅は前月を0.3ポイント上回った。インフレ率の上昇は1月以来で5カ月ぶり。比較対象の2022年6月は物価高騰で実質収入が目減
ルクセンブルクに本社を置く化学スタートアップ企業リヴィスタ・エナジー・ヨーロッパは29日、同社初の独リチウム精錬工場をエムデンに建設することを明らかにした。エムデン港近隣の用地を利用することで、港湾運営会社ニーダーザクセ
化学大手の独BASFは29日、ドイツ東部のシュヴァルツハイデにある拠点でリチウムイオン電池用正極材工場の開所式を行った。同拠点では廃電池リサイクル施設の建設も行われており、欧州の電池材料バリューチェーン構築とアジア依存低
化学大手の独BASFは29日、ノルウェーの窒素肥料大手ヤラと共同で米メキシコ湾岸地域にブルーアンモニアのワールドスケール工場を建設する計画を明らかにした。その準備として実行可能性調査を共同実施する。両社はすでに米国でアン
鉄道・交通労組EVGは29日、調停入りを求めるドイツ鉄道(DB)の提案を受け入れると発表した。調停期間中はストライキを行えないことから、EVGが先週に準備を開始した無期限ストは当面、実施されないことになる。 DBとEVG
自動車部品・産業機器大手の独ボッシュは28日、僻地や洋上の水電解槽に適した水処理装置を2024年に市場投入すると発表した。同社は昨年5月、水電解槽向け部品事業への参入を表明しており、グリーン水素関連の事業を拡大することに
ドイツのハーベック経済・気候相と南アフリカのラモクゴパ電力相は27日、グリーン水素、および電力を他のエネルギーに変換して貯蔵・利用するパワー・トゥ・エックス(PtX)の分野で両国が協力することで基本合意した。まずは南アの
半導体製造の独エルモス・セミコンダクターは28日、同国西部ドルトムントのウエハー工場を米電機大手リテルヒューズに売却することで合意したと発表した。当初は中国同業・賽微電子(サイ・マイクロエレクトロニクス)のスウェーデン子
市場調査大手GfKが28日に発表したドイツ消費者信頼感指数の7月向け予測値は6月の確定値(-24.4ポイント)を1.0ポイント下回るマイナス25.4ポイントへと低下した。同指数の悪化は9カ月ぶり。貯蓄性向の強まりで数値が
Ifo経済研究所が27日に発表した6月の独製造業輸出期待指数(DI)は前月の1.0ポイントからマイナス5.6ポイントへと低下し、2022年11月以来の低水準となった。調査担当者は景気低迷を受けて内需だけでなく国外の新規受
ディーゼル車の排ガス浄化装置の機能が一定の外気温下で違法に低下・停止する場合はたとえ過失であったとしても製造元に損害賠償を支払う義務が発生するとの判断を、ドイツの通常裁判の最高裁である連邦司法裁判所(BGH)が26日の判
ドイツ北西部のエムデンにあるフォルクスワーゲン(VW)の工場で電気自動車(BEV)の生産を一時的に引き下げることが分かった。地元紙『ノルトヴェスト・ツァイトゥング』が報じたもので、従業員代表の事業所委員長は、工場の夏季休
ドイツ政府は26日の閣議で、1時間当たりの法定最低賃金を来年と再来年の1月にそれぞれ41セント引き上げる意向を表明した。最低賃金諮問委員会の答申を踏まえたもの。諮問委では労働組合代表と雇用者団体の代表の意見が分かれたもの
Ifo経済研究所が26日発表した6月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は前月を3.0ポイント下回る88.5となり、エネルギー危機が先鋭化していた昨年11月以来の低水準まで落ち込んだ。同指数の低下は2カ月連続で、
日本板硝子は26日、ドイツ東部のアーケン工場内で太陽光発電設備を5月に稼働させたと発表した。エネルギー消費量と二酸化炭素(CO2)排出量の削減に向けた取り組みの一環。同社は2050年までの炭素中立達成に向け、温室効果ガス
独経済・気候省は23日、太陽電池産業向けに補助金を交付する方針を発表した。米国のインフレ抑制法(IRA)を受け、ドイツでの投資を見合わせる動きが出ていることに対応。助成措置を通して国内生産を促進する意向だ。ロベルト・ハー
三菱商事は22日、総合エネルギー事業を手がける蘭子会社エネコ(Eneco)と共同で、再生可能エネルギーの開発とグリーン水素事業を行う新会社を同国に設立したと発表した。脱炭素化に向け欧州で水素市場が今後、立ち上がることを見
ドイツ鉄道(DB)の鉄道貨物子会社DBカーゴは22日、国内の水素輸送の20%を引き受けることが可能だとの見解を発表した。将来の水素輸送の中核を担うパイプライン網は最終的な構築に数十年を要することから、鉄道は長期の渡って大
エネルギー設備大手の独シーメンス・エナジーは22日夕、風力発電タービン子会社シーメンス・ガメサの品質問題に絡んでこれまでの想定を上回る費用が発生する見通しを明らかにした。これを受け株価は翌23日、37%急落。時価総額は約
量子技術の独スタートアップ企業Q.ANTは21日、量子プロセッサーの中核部品である量子チップをシュツットガルト・マイクロエレクトロニクス研究所(IMS CHIPS)と共同生産することで合意したと発表した。2年後に少量生産
自動車部品大手の独コンチネンタルが制御チップや電子機器、ディスプレーなどの重用製品を対象に調達先の多様化を推進している。ニコライ・ゼッツァー社長が21日、ハンブルク経済記者クラブで明らかにしたもので、特定のサプライヤーや
暖房・空調機器大手の独ファイラントが23日発表した2022年の売上高は37億ユーロとなり。前年を11%上回った。脱炭素化に向けた規制強化を背景にヒートポンプの売上高が75%以上、増えて全体をけん引した格好だ。 暖房の販売
ドイツ連邦統計局が23日に発表した2023年第1四半期の住宅価格指数(暫定値)は前年同期比6.8%減となり、統計を開始した00年以降で最大の下げ幅を記録した。同指数の低下は2四半期連続。住宅価格は欧州中央銀行(ECB)の
鉄道・交通労組EVGの執行部は22日、無期限ストライキ入りの是非を問う組合員投票の実施を全会一致で決議した。ドイツ鉄道(DB)との交渉が前日に決裂したことを受けた措置。無期限スト方針が組合員の過半数の支持を受けて成立する
化学業界の業績が下半期に回復するとした市場の期待感がにわかに消え去った。きっかけとなったのは独大手ランクセスの大幅な業績予測引き下げだ。あらゆる産業に製品を供給する化学業界は景気動向を先取りすることから、経済の先行き懸念
アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ国営石油会社(ADNOC)が独化学大手コベストロに買収を打診したとの観測が浮上している。ブルームバーグ通信が20日、消息筋の情報として報じた。ANDOCが買収に踏み切るかどうかは現時点
商用車大手の独ダイムラー・トラックは22日、乗合バス子会社エボバスの社名をダイムラー・バシズに変更すると発表した。エボバスがダイムラー・トラックグループの一員であることを明確化するとともに、知名度の高い「ダイムラー」を社
太陽電池世界最大手の中国・隆基緑能科(ロンジソーラー)が同社初の欧州工場をドイツに設置する方向だ。創業者の李振国総裁が『ハンデルスブラット』に明らかにしたもので、年末までに最終決定を下すとしている。欧州では脱炭素化に向け
ドイツ政府は21日の閣議で、道路交通法(StVG)改正案を了承した。安全性とスムーズな交通の流れを目的とする現行法を修正。環境・気候保護、都市計画、健康保持を新たに道交法の目的に追加することで、各道路に適用する交通規則に
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループは21日の投資家説明会で、競争力の強化方針を打ち出した。車載OS開発の遅れや中国市場シェアの低下など大きな問題を抱え、市場の圧力を受けていることに対応。レジリエンスの強化や
ライン川の水位が航行に支障が出る水準まで低下している。同河川は石油や石炭、化学物質などの重要な輸送ルートであるため、水位の低下がさらに進み、川底が一部干上がった昨年夏のような状況になると、景気の回復が遅れる懸念がある。
航空大手の独ルフトハンザは21日、業務渡航費用決済サービス子会社ルフトハンザ・エアプラス・サービスカルテンをスウェーデン金融大手SEBコート・バンクに売却することで合意したと発表した。経営資源を中核事業の航空輸送分野に絞
自動車や機械向けのプレス部品を製造する独アルガイヤー・グループが会社更生手続きの適用をゲッピンゲンク区裁判所に提出したことが分かった。同社は昨年7月、中国の自動車部品メーカー、ウエストロン・グループに身売りしたばかり。そ
半導体大手の米インテルは19日、独東部のマグデブルクに半導体工場を開設すると正式発表した。投資額は300億ユーロ。物価高騰の影響もあり、当初計画の約2倍に増えた。外資の対独投資では過去最大規模となる。 インテルは2022