2010/3/22

総合 –EUウオッチャー

ユーロ圏就業者数、09年は1.8%減

この記事の要約

EU統計局ユーロスタットが15日発表した2009年10-12月期の雇用統計によると、ユーロ圏の就業者数は前期から0.2%減少した。景気は緩やかに回復しているが雇用は依然として厳しい状況が続いており、就業者は6四半期連続で […]

EU統計局ユーロスタットが15日発表した2009年10-12月期の雇用統計によると、ユーロ圏の就業者数は前期から0.2%減少した。景気は緩やかに回復しているが雇用は依然として厳しい状況が続いており、就業者は6四半期連続で減少した。2009年通年では1.8%減となる。

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就業者数の減少は、実数では10-12月期が34万7,000人、通年が272万1,000人。EU27カ国ベースでは10-12月期が前期比0.3%(58万3,000人)減、通年が1.8%減(402万1,000人)減だった。

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ユーロ圏の就業者は10-12月期に鉱工業で前期比1.1%減となったほか、建設業が0.4%、商業・運輸・通信が0.5%、金融サービスが0.1%の幅で減った。

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