2010/6/28

産業・貿易

1-3月のユーロ圏労働コスト、前年同期比2.1%上昇

この記事の要約

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表した2010年1-3月期のユーロ圏の労働コスト(時間当たり)は、物価変動を加味しない名目ベースで前年同期比2.1%上昇し、上げ幅は前の期の1.7%から拡大した。労働コストの大部分を占 […]

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表した2010年1-3月期のユーロ圏の労働コスト(時間当たり)は、物価変動を加味しない名目ベースで前年同期比2.1%上昇し、上げ幅は前の期の1.7%から拡大した。労働コストの大部分を占める賃金・給与の上昇率が2%。非賃金コストの上昇率が2.1%だった。(表参照)

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産業別の上昇率は鉱工業が1.8%、建設業が2.1%、サービス業が2.2%だった。EU27カ国ベースの労働コスト上昇率は2.2%となり、前期の2.0%から拡大。データが出そろっている22カ国では、上昇率はブルガリアが10.5%で最大だった。対照的にチェコ、スロバキア、ハンガリー、リトアニア、ラトビア、エストニアはマイナスとなっている。

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