2011/1/31

総合 –EUウオッチャー

1月のユーロ圏景況感指数、なお高水準維持

この記事の要約

欧州委員会が27日発表した1月のユーロ圏の景況感指数(ESI、標準値100)は106.5となり、前月の106.6から0.1ポイント低下した。それでも製造業の景況感は改善しており、全体でも長期平均を上回る水準を維持している […]

欧州委員会が27日発表した1月のユーロ圏の景況感指数(ESI、標準値100)は106.5となり、前月の106.6から0.1ポイント低下した。それでも製造業の景況感は改善しており、全体でも長期平均を上回る水準を維持している。

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ESI はEU内の企業経営者約13万人と約4万人の消費者を対象に、毎月最初の2週間に実施する聞き取り調査を通じてまとめられる。同指数を構成する5分野では、サービス業が0.4ポイント、消費者が0.2ポイント、小売業が4.4ポイントの幅で前月から低下。その一方で、製造業は1.1ポイント、建設業は0.5ポイント上昇した。

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EU27カ国ベースのESIは前月を0.3ポイント下回る105.8。主要国ではフランス、イタリアが上昇、ドイツ、英国が低下と明暗が分かれた。

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