2011/2/7

欧州ビジネスウオッチ

BMWとPSA、ハイブリッド分野で合弁

この記事の要約

独自動車大手のBMWと仏プジョーシトロエングループ(PSA)は2日、ハイブリッド車用の部品を共同開発・生産することで最終合意したと発表した。折半出資の合弁会社「BMW プジョーシトロエン・エレクトリフィケーション」を第2 […]

独自動車大手のBMWと仏プジョーシトロエングループ(PSA)は2日、ハイブリッド車用の部品を共同開発・生産することで最終合意したと発表した。折半出資の合弁会社「BMW プジョーシトロエン・エレクトリフィケーション」を第2四半期に設立、両社のモデルに2014年から搭載する。提携により調達・生産規模を拡大し、コストを圧縮する狙いだ。

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新会社ではバッテリーパック、電気モーター、発電機、パワーエレクトロニクス、充電装置を開発・生産するほか、ハイブリッドシステムの制御ソフトウエアを開発する。外部の企業に開発を委託することや、合弁会社の部品を販売することも計画している。

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両社はエンジン分野ですでに提携しており、2006~2010年の5年間に計180万基以上を生産した。昨年2月には次期欧州排ガス基準「ユーロ6」に対応した4気筒ガソリンエンジンを共同開発することで合意している。

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