ソニーは7日、テニスやクリケットなどのスポーツ競技でライン際のボールのイン、アウト判定を自動的に行うサービスを手がける英ホークアイ(Hawk-Eye)を買収したと発表した。買収は欧州法人のソニー・ヨーロッパを通じて実施する。
\ホークアイは1999年創業。競技場に設置した複数のカメラからボールの軌道を瞬時に解析する技術を使った「判定オペレーション・サービス」を競技主催者に提供している。コンピュータ・グラフィック画像を現場で生成し、バーチャル・リプレイとして再現して、放送事業者に提供するサービスも手がける。
\ソニーはスポーツ競技場向けにハイビジョン・3D(立体映像)のコンテンツを制作する機材や大型スクリーンなどのソリューション事業を展開しており、同事業を強化するため関連技術を持つホークアイの買収を決めた。
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