欧州委員会が27日発表した5月のユーロ圏の景況感指数(ESI、標準値100)は105.5となり、前月の106.1から0.6ポイント低下した。景況感の悪化は3カ月連続。
\ESI はEU内の企業経営者約13万人と約4万人の消費者を対象に、毎月最初の2週間に実施する聞き取り調査を通じてまとめられる。同指数を構成する5分野では消費者が前月から1.6ポイント改善したものの、残る製造業、サービス業、小売業、建設業が軒並み低下した。
\EU27カ国ベースのESIは105.4で、前月から0.3ポイント上昇。主要国では英国が改善したが、ドイツ、フランス、イタリアで悪化した。
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