2011/9/5

競争法

独ホッホティーフ子会社の合弁を承認

この記事の要約

欧州委員会は8月30日、独建設大手ホッホティーフとベルギーの海洋エンジニアリング企業ジオシーが、ホッホティーフ傘下の海洋建設用特殊船舶を手がけるベルーガ・ホッホティーフ・オフショア(BHO)を両社の合弁会社とすることを承 […]

欧州委員会は8月30日、独建設大手ホッホティーフとベルギーの海洋エンジニアリング企業ジオシーが、ホッホティーフ傘下の海洋建設用特殊船舶を手がけるベルーガ・ホッホティーフ・オフショア(BHO)を両社の合弁会社とすることを承認した。

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ホッホティーフは6月、重量物運搬船運営会社の独ベルーガからBHOを買収。7月にジオシーとBHOを折半出資の合弁会社とすることで合意し、欧州委員会に承認を申請していた。欧州委は、BHOの合弁会社化が海洋建設用特殊船舶業界や海洋エンジニアリング、海洋土木・建設などのいわゆる下流市場に与える影響について精査した結果、この計画がEU競争法上の懸念をもたらすものではないと判断した。

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BHOは海上風力発電プラントや海上石油ガス掘削基地の建設や維持補修作業に使用される特殊船舶の開発・建造やリースを手がける。合弁会社化に伴い、HGOインフラシーソリューションズに社名を変更し営業する。

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