2012/7/23

環境・通信・その他

洋上風力発電の新設、上期は1.5倍に拡大

この記事の要約

欧州風力エネルギー協会(EWEA)は18日、2012年1-6月にEU域内で新規設置(送電網に接続)された洋上風力発電設備の容量が523.2メガワット(MW)となり、前年同期の1.5倍に拡大したと発表した。設置されたタービ […]

欧州風力エネルギー協会(EWEA)は18日、2012年1-6月にEU域内で新規設置(送電網に接続)された洋上風力発電設備の容量が523.2メガワット(MW)となり、前年同期の1.5倍に拡大したと発表した。設置されたタービン数は132基だった。

\

同期に新規設置が行われたのはベルギー、英国、ドイツ、デンマークの4カ国。規模が最も大きかったのは英国(422MW/114基)で、ベルギー(73.8MW/12基)がこれに次いだ。ドイツは20MW/4基にとどまった。

\

新規設置のメーカー別シェア(発電容量ベース)ではシーメンスが74%と圧倒的な強さを見せた。2位はリパワー(22%)、3位はBARD(4%)だった。

\

EU域内の6月末時点の累積設置容量は4,336MW、設置タービン数は1,503基に上った。また、設置されたものの送電網への接続が完了していないタービンは160基、発電容量は647.4MWだった。

\