2012/9/10

欧州ビジネスウオッチ

独化学大手ランクセス、世界最大のEPDM工場を中国に建設

この記事の要約

化学大手の独ランクセスは5日、エチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)の生産施設を上海の西160キロの常州に設置すると発表した。自動車向けを中心に需要が急速に伸びていることに対応。世界最大手の地位を一段と強化する。\ […]

化学大手の独ランクセスは5日、エチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)の生産施設を上海の西160キロの常州に設置すると発表した。自動車向けを中心に需要が急速に伸びていることに対応。世界最大手の地位を一段と強化する。

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約2億3,500万ユーロを投じて工場を建設し、2015年から生産を開始する。年産能力は16万トンで世界最大。最大200人の雇用を見込む。

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EPDMは自動車のドアパッキンやワイパー、建材に用いられる。同社によると、世界需要は今後、年4%のスピードで拡大。中国では同8%が見込まれる。

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ランクセスは現在、中国に10拠点を持ち、計1,000人を雇用している。現地売上高は今年、初めて10億ユーロを超える見通しだ。

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