2012/10/29

欧州ビジネスウオッチ

独企業景況感、6カ月連続悪化

この記事の要約

ドイツのIfo経済研究所が24日発表した2012年10月の独企業景況感指数(2005年=100)は前月の101.4から100.0へと落ち込み、6カ月連続で悪化した。事業の現状判断が大幅に悪化したことが響いた。Ifoのハン […]

ドイツのIfo経済研究所が24日発表した2012年10月の独企業景況感指数(2005年=100)は前月の101.4から100.0へと落ち込み、6カ月連続で悪化した。事業の現状判断が大幅に悪化したことが響いた。Ifoのハンスヴェルナー・ジン所長は「ドイツの景気は暗さを増している」との見方を示した。

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現状判断を示す指数は107.3となり、前月の110.3から3ポイント低下した。一方、4月をピークに悪化が続いていた期待指数(今後6カ月の見通しを示す)は93.2という低い水準ながら横ばいを保った。

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業界別でみると、製造、卸売、建設は期待指数が持ち直したものの、現状判断は大幅に悪化。小売は現状判断が大きく上昇し、期待指数が大幅に落ち込んだ。

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