EU統計局ユーロスタットは12日、ユーロ圏の10月の鉱工業生産指数(季節調整済み)は前月比で1.4%低下したと発表した。圏内最大の工業国であるドイツの不振が響いた。低下は2カ月連続。(表参照)
\部門別では非耐久消費財を除いて落ち込んだ。下げ幅は中間財が1.2%、エネルギーが1.5%、資本財が3%、耐久消費財が3.8%。
\EU27カ国ベースの鉱工業生産指数は1%低下。データが出そろっている23カ国では、ドイツ、フランス、イタリアなど14カ国で落ち込んだ。ドイツの下げ幅は2.4%で、前月の1.6%から膨らんだ。
\