2013/1/28

欧州ビジネスウオッチ

独企業景況感、3カ月連続改善

この記事の要約

ドイツのIfo経済研究所が25日発表した2013年1月の独企業景況感指数(2005年=100)は前月を1.8ポイント上回る104.となり、3カ月連続で改善した。同指数が3カ月連続で改善すると、景気が好転する可能性が高いと […]

ドイツのIfo経済研究所が25日発表した2013年1月の独企業景況感指数(2005年=100)は前月を1.8ポイント上回る104.となり、3カ月連続で改善した。同指数が3カ月連続で改善すると、景気が好転する可能性が高いとされ、Ifoのハンスヴェルナー・ジン所長は「ドイツ経済は希望に満ちて新年のスタートを切った」との見方を示した。

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今後6カ月の事業見通しを示す期待指数は前月の98.0から100.5へと上昇し、4カ月連続で改善した。同指数が指標となる100を超えるのは8カ月ぶり。事業の現状判断を示す指数も前月の107.1から108.0に上昇し、2カ月ぶりに改善した。

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部門別でみると、製造業は現状判断と期待指数が前月に引き続きともに上昇。工場稼働率は4カ月ぶりに上向いた。建設業は期待指数が大きく上昇し、現状判断も改善した。

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小売業は現状判断が前月をやや上回り、期待指数は横ばいにとどまった。卸売業は現状判断と期待指数がともに悪化している。

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