2013/2/18

産業・貿易

ブルガリア、外国人の永住権取得基準を緩和

この記事の要約

ブルガリア議会は13日、外国人投資家に市民権を与える法令の改正案を可決した。より多くの投資を誘致するため、市民権の前提となる永住権取得の基準を緩和する。\ ブルガリアは2007年のEU加盟を機に、一時は外国直接投資(FD […]

ブルガリア議会は13日、外国人投資家に市民権を与える法令の改正案を可決した。より多くの投資を誘致するため、市民権の前提となる永住権取得の基準を緩和する。

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ブルガリアは2007年のEU加盟を機に、一時は外国直接投資(FDI)の流入が急増したが、このところ減少傾向にある。このため政府は、国内に多額の投資を行った外国人に市民権を与えることを決定。議会は昨年11月、国内企業に100万レヴァ(約51万ユーロ)以上を投資した外国人に市民権を与える法案を可決した。ただし、少なくとも1年前に永住権を取得している外国人が対象となる。

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可決した改正案では、ブルガリア企業に400万レヴァ以上を投資するという永住権取得の条件を緩和し、最低投資額を25万レヴァに引き下げ、不動産に60万レヴァ以上を投資した人にも永住権を与える。

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