ラトビア政府は5日、来年1月のユーロ導入を正式に申請した。順調に行けば6月にEUから導入が承認される見通しで、ユーロ参加国は18カ国に拡大することになる。
\ラトビアは議会が1月にユーロ導入関連法案を可決したのを受けて、3月にユーロ導入を申請することを決めていた。4日にドンブロウスキス首相、ビルクス財務相、中央銀行のリムシェーヴィチス総裁が申請書に署名し、5日に欧州委員会に提出した。
\ラトビアはユーロ導入に必要な基準を満たしており、欧州委、欧州中央銀行(ECB)の審査をパスするのは確実な情勢だ。
\EUの中東欧諸国ではスロバキア、エストニア、スロベニアに続くユーロ導入となる。このほか、2015年のユーロ参加を目指すリトアニアも近く導入を申請するとみられている。
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