2013/6/10

欧州ビジネスウオッチ

BASF、20年までにアジア・太平洋での売上倍増

この記事の要約

独化学大手のBASFは4日、アジア・太平洋地域の売上高を2020年までに倍増させる計画を発表した。急成長が続く同地域での事業を拡大し、売上高を昨年の125億ユーロから250億ユーロに引き上げる。\ BASFによると、同市 […]

独化学大手のBASFは4日、アジア・太平洋地域の売上高を2020年までに倍増させる計画を発表した。急成長が続く同地域での事業を拡大し、売上高を昨年の125億ユーロから250億ユーロに引き上げる。

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BASFによると、同市場は20年まで年率6.2%のペースで拡大する見通し。同社はこれを少なくとも2ポイント上回るスピードで事業を拡大していく。

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目標達成に向けては現地提携先企業と共同で計100億ユーロを投資する。また、現地の研究開発要員を昨年の800人から3,500人に拡大。投資予算の4分の1をアジア・太平洋に振り向ける。現地の新規雇用は工場を中心に計9,000人を見込む。

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競争力強化に向けてコスト削減にも取り組む方針で、アジア・太平洋事業のコストを20年までに5億ユーロ圧縮する。現地生産比率を高め、輸送費用を引き下げるなどの対策を進める意向だ。

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