2013/9/9

欧州ビジネスウオッチ

BMW、プジョーとのエンジン提携解消へ

この記事の要約

独高級車大手のBMWは、ガソリンエンジンの分野で仏同業PSAプジョー・シトロエンとの提携を打ち切る方針だ。仏経済紙『レゼコー』が報じたもので、BMWの広報担当者はメディアの問い合わせに対し、傘下ブランド「ミニ」に搭載する […]

独高級車大手のBMWは、ガソリンエンジンの分野で仏同業PSAプジョー・シトロエンとの提携を打ち切る方針だ。仏経済紙『レゼコー』が報じたもので、BMWの広報担当者はメディアの問い合わせに対し、傘下ブランド「ミニ」に搭載するエンジン・モジュールを独自開発していると回答。同紙の報道内容を間接的に追認した。MINI用エンジンはこれまで、BMWが開発し、PSAが生産してきた。

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両社は2002年、ミニ、プジョー、シトロエンの3ブランドに搭載するエンジンの共通化で合意。2006からPSAの英工場で生産してきた。BMWは現行の提携契約を更新しない意向のため、16年で解消することになる。PSAが米ゼネラル・モーターズ(GM)と戦略提携したことが、提携解消の理由とみられる。

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