2013/10/21

産業・貿易

EU残留希望、英製造企業の9割近くに

この記事の要約

英国の製造企業の9割近くが、英国はEUに残留すべきだと考えていることが、製造業者団体EEFが13日発表したアンケート調査の結果から明らかになった。\ キャメロン首相は1月、欧州信用不安をきっかけに国民の間でEUに対する懐 […]

英国の製造企業の9割近くが、英国はEUに残留すべきだと考えていることが、製造業者団体EEFが13日発表したアンケート調査の結果から明らかになった。

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キャメロン首相は1月、欧州信用不安をきっかけに国民の間でEUに対する懐疑論が急速に広まっていることを受け、2015年の次期総選挙で与党が勝利した場合、EU残留の是非を問う国民投票を17年末までに実施する方針を表明した。

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6,000社以上が加盟する英国最大の製造業者団体であるEEFは6月から7月にかけ、約400社を対象にEU残留の是非に関する調査を実施。その結果、残留を支持すると答えた企業は全体の85%にのぼった。また、EUを離脱した場合に37%の企業が「経営計画の大幅な変更を余儀なくされる」と回答。「英国への投資を縮小する」と答えた企業は全体の約3分の1に達した。

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EEFのスキュオラー会長は、製造業の成長と投資にとってEU加盟国であることは重要だと指摘。「EUを内側から形作るのに積極的な役割を果たすべきだというのが、英国で数百万人の雇用を支える製造業からの明確メッセージだ」と語り、EU残留の意義を強調した。

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