第3回中国・中東欧首脳会議に出席のためルーマニアを訪問した中国の李克強首相は11月25日、中東欧諸国との関係強化に向けて、同地域のプロジェクトに総額100億米ドル(約74億ユーロ)を投資する意向を表明した。鉄道、エネルギー事業などが対象となる。
\ルーマニアとは◇高速鉄道の建設◇チェルナヴォダ原発における原子炉2基の新設◇石炭火力・水力発電容量の拡大◇風力発電プロジェクトの推進◇テクノロジーパークの設置◇豚肉・肉牛の調達――などで協力していく意向を確認した。プロジェクトの投資総額は85億ユーロで、中国による融資で実現させる。
\また、新華社通信によると、26日にはハンガリーとセルビアを結ぶ鉄道の敷設に中国が参加することで両国と合意したという。
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