EU統計局ユーロスタットが12日発表したユーロ圏の1月の鉱工業生産指数(季節調整済み)は前月比0.2%の低下となった。低下は2カ月連続。ただ、下げ幅は前月の0.4%から縮小し、前年同月比では5カ月連続でプラスとなった。(表参照)
分野別では中間材が0.1%、エネルギーが2.5%、耐久消費財が0.6%の幅で低下した。資本財は0.9%、非耐久消費財は0.4%の上昇だった。
EU28カ国ベースの鉱工業生産指数は0.1%上昇。主要国ではドイツ、イタリア、スペイン、英国が伸びた。
前年同月比ではユーロ圏が2.1%、EUが2.4%の上昇。上げ幅はそれぞれ前月の1.2%、1.4%から拡大した。●●