EUと英がFTAで合意、1日に暫定発効
EUと英国の自由貿易協定(FTA)締結に向けた交渉が12月24日に妥結し、1月1日に暫定発効した。交渉は難航を極め、英のEU離脱の「移行期間」が終了する年末までにまとまらず、貿易に関税が復活する事態が懸念されたが、土壇場 […]
EUと英国の自由貿易協定(FTA)締結に向けた交渉が12月24日に妥結し、1月1日に暫定発効した。交渉は難航を極め、英のEU離脱の「移行期間」が終了する年末までにまとまらず、貿易に関税が復活する事態が懸念されたが、土壇場 […]
高級ブランド最大手の仏LVMHモエヘネシー・ルイ・ヴィトンが米宝飾品大手ティファニーを買収する計画が、ティファニーが12月30日に開いた臨時株主総会で承認された。これを受けて1月7日に買収手続きが完了した。 LVMHは1
スペイン中堅銀行のリベルバンクとユニカハ(ユニ貯蓄銀行)は12月30日、合併で合意したと発表した。事実上はユニカハによるリベルバンク買収となる。誕生する新銀行は資産額ベースで国内5位の銀行に浮上する。 ユニカハは株式交換
独自動車大手ダイムラーは8日、乗用車部門メルセデスベンツ・カーズの電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)の販売台数が2020年に16万台を超え、前年比で228.8%増加したと発表した。乗用車販売に占める割
ノルウェー道路交通情報評議会(OFV)が5日発表した2020年の新車販売に関する統計によると、乗用車では電気自動車(EV)のシェアが54%に上り、初めて通年で過半に達した。ノルウェーは25年までに全ての乗用車とバンの新車
タイヤ大手の仏ミシュランは6日、仏国内で最大2,300人の従業員を削減すると発表した。アジアのタイヤメーカーとの競争激化を受けたもので、今後3年間で実施する。削減数は全世界の従業員の約2%に相当する規模となる。 削減する
食品配達仲介アプリを手がける独新興企業のデリバリー・ヒーローは12月28日、韓国子会社ヨギヨを売却すると発表した。同分野で同国最大手のウーワ・ブラザーズを買収する計画に韓国公正取引委員会(KFTC)が強い難色を示したこと
ポーランドが1月1日付で最低賃金を7.7%引き上げた。月額給与は前年の2,600ズロチ(571ユーロ)から2,800ズロチ(615ユーロ)、時給は17ズロチ(3.72ユーロ)から18.30ズロチ(4ユーロ)に上昇する。政
ロシア産天然ガスをトルコ経由で欧州に運ぶパイプライン「トルコ・ストリーム」を西欧方面に延伸する「バルカン・ストリーム」のセルビア区間が稼働し、1月1日からトルコ・ストリームを経由したロシア産ガスの輸送が正式に始まった。セ
トルコ中央銀行は12月24日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利を2ポイント引き上げ、17%とすることを決めた。利上げは2会合連続。市場は1.5ポイントの上げ幅を予測していた。インフレを抑制し、持続的に
韓国の自動車部品メーカー、相信(サンシン)が、ハンガリー中部のヤースベレーニにある工場を拡張する。電気自動車(EV)用バッテリー部品の生産能力増強が目的。150人を新規雇用する。ハンガリーのシーヤールト外務貿易相が7日に
インドのタイヤ製造・販売大手アポロタイヤがハンガリーのジェンジェシハラーシ工場に追加投資を行う計画だ。同国のシーヤールト外務貿易相が昨年末に明らかにした。投資額は約1,250万ユーロで、政府が400万ユーロを助成する。1
モンテネグロのスパジッチ財務相は12月末、新たな国営航空会社を設立したことを明らかにした。資本金は3,000万ユーロ。これに伴い、経営不振に陥っている国営モンテネグロ航空は清算し、新会社を同国のフラッグキャリアとする。
トルコ国営ホウ素メーカーのエティ・マデンが2020年12月末、国内北西部エシュキシェヒルでリチウム工場の稼働を開始した。ホウ素の精製工程で出る廃液からリチウムを抽出する自社開発技術を使い、輸入に依存しているリチウムの国内
荏原製作所は12月21日、トルコのポンプメーカー、バンサンの全株式を取得し、買収すると発表した。新興国での事業拡大を目指す戦略の一環。買収により、欧州や中東、中央アジア、アフリカ市場へのアクセスを強化するとともに、サプラ
英国の新興エネルギー小売り企業オクトパスエナジーは12月23日、東京ガスと提携し、日本市場に参入すると発表した。電力小売りの合弁会社を設立し、2021年に事業を開始する。 東京ガスは英国で2021年1月に新設する子会社「
セメントなど建設資材で世界的大手のラファージュホルシム(スイス)は7日、ブリヂストンの米建材子会社ファイアストン・ビルディング・プロダクツ(FSBP)を買収することで合意したと発表した。買収額は34億ドル。 FSBPはブ
EU加盟国で12月27日、新型コロナウイルスのワクチン接種が始まった。感染拡大に歯止めがかからず多くの国で外出制限や店舗の閉鎖などが続く中、英国や米国、カナダなどに続き、EUでもワクチン接種が本格化することになる。 接種
欧州委員会は6日、米バイオ医薬品企業モデルナが開発した新型コロナウイルス用ワクチンのEUでの使用を承認したと発表した。EUでのコロナワクチン承認は、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発したワクチンに次ぐ2例目。近く接種
ドイツ政府は5日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、ロックダウン(都市封鎖)措置を延長、強化すると発表した。12月に導入した本格的なロックダウンの効果が十分でなく、感染力が高い変異株の出現で感染がこれまで以上に広が
EUと中国は12月30日、市場参入の規制緩和など投資環境の整備を目的とする「包括的投資協定(CAI)」の締結交渉で基本合意に達した。EU企業にとっては中国市場へのアクセスが改善され、幅広い分野で事業展開しやすくなる。一方
欧州委員会は12月21日、欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)と仏グループPSAの経営統合計画を条件付きで承認したと発表した。両社はPSAがトヨタとの小型商用車生産での提携を拡大し、トヨタへ
米通商代表部(USTR)は7日、フランスの「デジタルサービス税」に対抗するための報復関税の発動を見送ると発表した。当初は6日に発動する予定だった。米IT(情報技術)大手などを標的としたデジタル税を導入する動きが広がる中、
欧州委員会は12月21日、中国製のスチール製ネジなど締め具に対する反ダンピング(不当廉売)調査を開始すると発表した。EUの業界団体の要請に応じたもので、調査を進めて反ダンピング措置発動の可否を判断する。 業界団体の欧州工
EU統計局ユーロスタットが7日に発表した2020年12月のインフレ率(速報値)は前年同月比で0.3%下落し、5カ月連続でマイナスとなった。下げ幅は前月と同水準だった。(表参照) 分野別ではエネルギーが6.9%、工業製品が
EU統計局ユーロスタットが7日に発表したユーロ圏の2020 年11月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比2.9%の減少となった。10月まで新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済・社会活動の制限緩和で伸びが続いて
EU統計局ユーロスタットが6日に発表したユーロ圏の2020年11月の生産者物価(建設業を除く)は前年同月比で1.9%の下落となった。下落は16カ月連続。前月は2.0%の下落だった。(表参照) 分野別ではエネルギーが7.5
欧州委員会が7日に発表したユーロ圏の2020年12月の景況感指数(ESI、標準値100)は90.4となり、前月の87.7から2.7ポイント上昇した。景況感の改善は3カ月ぶり。新型コロナウイルスのワクチンがEUで承認された
英国政府は5日、新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからないため、イングランド全域でロックダウン(都市封鎖)を再導入した。ロンドンなどイングランドの多くの地域で12月下旬から封鎖措置を継続してきたが、感染力が強い変異ウ
英国で12月30日、英製薬大手アストラゼネカとオックスフォード大学が共同開発した新型コロナウイルスのワクチンが承認され、1月4日に接種が開始された。同ワクチンの承認、接種開始は世界初となる。さらに8日には米モデルナが開発
英国とトルコの両政府は12月29日、自由貿易協定(FTA)に署名した。新協定はEUとトルコが結んでいる関税同盟に沿った内容となっており、英国はEUからの完全離脱後も従来と同様の条件でトルコとの貿易を継続することができる。
南アフリカ・英系の製紙大手モンディが、米同業インターナショナル・ペーパーからトルコ子会社オルムクサンの株式90.38%を取得する。買収価格は約6,600万ユーロ。当局の承認などを経て、上半期中に手続きを完了する予定だ。