2022年8月8日

スペイン産コロナワクチン、EUが調達契約を締結

欧州委員会は2日、スペインの製薬会社イプラが開発中の新型コロナウイルスワクチンの調達契約を締結したと発表した。同ワクチンがEU当局の認可を得れば、EU14カ国と共同で最大2億5,000万回分を購入する。 イプラは動物用ワ

ノババックス製ワクチン、副反応に心筋炎・心膜炎=EU当局

EUの欧州医薬品庁(EMA)は3日、域内で認可されている米ノババックス製の新型コロナウイルスワクチンについて、副反応として新たに心筋炎、心膜炎が起きる可能性を製品情報に追加するよう勧告したと発表した。 2021年12月に

ユーロ圏の小売業売上高、18カ月ぶりマイナス

EU統計局ユーロスタットが3日に発表したユーロ圏の6月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比3.7%減となり、18カ月ぶりのマイナスに落ち込んだ。物価高が個人消費を圧迫していることが鮮明となった。(表参照) 前

ユーロ圏生産者物価、6月は35.8%上昇

EU統計局ユーロスタットが3日に発表したユーロ圏の6月の生産者物価(建設業を除く)上昇率は前年同月比35.8%だった。上げ幅は前月の36.2%を下回ったものの、エネルギー価格の高騰を背景に歴史的な高水準が続いている。(表

ユーロ圏失業率、6月も6.6%

EU統計局ユーロスタットが1日に発表したユーロ圏の6月の失業率は6.6%だった。前月から横ばいで、統計を開始した1998年4月以降で最低の水準を維持した。経済再開が加速していることで雇用改善が続いている。(表参照) EU

ドイツ、秋からコロナ規制を再強化

独政府・与党は3日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための新たな措置で合意した。秋の到来で気温が下がり感染者数が大幅に増えると、医療ひっ迫のリスクが高まることから、こうした事態を回避できるようにする狙い。当該法案を

スイスが対ロ追加制裁を発表、金輸入禁止でEUなどと共同歩調

スイス政府は3日、ウクライナに軍事侵攻したロシアへの追加制裁を発表した。EUが7月に決定した追加制裁と足並みを揃え、同日付でロシア産の金や金製品の輸入を禁止する。ロシア最大手銀行ズベルバンクの資産凍結も盛り込んだ。 ロシ

英BA、短距離便の航空券販売を15日まで停止

英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は2日、ヒースロー空港を出発する短距離便の航空券販売を8月15日まで停止すると発表した。人員不足で混乱するヒースロー空港の運営会社の要請を受けたもので、国内便や欧州便などが対

ルフトハンザが1万人新規採用、運航混乱受け

航空大手の独ルフトハンザは4日、従業員数を大幅に拡大する方針を表明した。コロナ禍で大規模な人員削減を実施した結果、旅客需要の回復に対応できず、欠航や運休など大きな支障が出ていることを受けた措置。今後1年半で約1万人を新規

バイエル、米農業テックを買収

農業化学大手の独バイエルは1日、米農業テック企業カバークレス(CCI)に対する出資比率を65%に拡大し、子会社化することで合意したと発表した。CCIが開発中の技術は農業の脱炭素化、窒素肥料の投入削減のほか、農家の収入増に

ロシア政府、「サハリン2」新会社の設立を決定

ロシア政府は3日、三井物産と三菱商事が権益を持つ極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」について、新たな運営会社を設立することを決定したと発表した。6月末にプーチン大統領が署名した大統領令に基づくもので、現在の事業主体

ガスプロム、ラトビアへのガス供給停止

ロシア天然ガス最大手の国営ガスプロムは1日、ラトビアへのガス供給を停止したことを明らかにした。同国が購入条件に従っていないというのが理由だ。ラトビア政府は、ガス調達でのロシア依存度は高いが、エネルギー消費全体に占めるガス

チェコ中銀、政策金利を7%に据え置き

チェコ中央銀行(CNB)は4日、主要政策金利である14日物レポ金利を7%に据え置くことを決めた。据え置きは市場の予想通り。中銀は前回まで9会合連続で利上げを実施していた。インフレが高進する中、景気の腰折れを避けるため追加

ポーランド石油最大手オルレン、同業ロトスとの合併完了

ポーランド石油最大手PKNオルレンは3日、同業2位の国営グルパ・ロトスとの合併が8月1日付で完了したと発表した。当初、6月末までの手続き完了を見込んでいた。オルレンはまた、7月29日に国営ガス・石油大手のPGNiGと合併

イベルドローラ、ポーランドの再可エネ事業を拡充

スペインのエネルギー大手イベルドローラは1日、スイスの石油卸売企業オーガスタ・エナジーからポーランドの再生可能エネルギー事業を取得することで合意したと発表した。同事業の総発電容量は98メガワット(MW)。取得後のイベルド

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