EU加盟国が天然ガス共同調達で合意、欧州委がエネ高騰対策の具体案発表へ
EUは12日、プラハで開いた非公式エネルギー相会合でエネルギー価格高騰への対応策を協議し、来冬に向けて天然ガスの共同調達を進めることで合意した。ロシアのウクライナ侵攻を起点とする供給不足が続くなか、加盟国間の獲得競争によ […]
EUは12日、プラハで開いた非公式エネルギー相会合でエネルギー価格高騰への対応策を協議し、来冬に向けて天然ガスの共同調達を進めることで合意した。ロシアのウクライナ侵攻を起点とする供給不足が続くなか、加盟国間の獲得競争によ […]
東芝エネルギーシステムズ(東芝ESS)は11日、ポーランドのバッテリー製造大手インパクト・クリーンパワーテクノロジー(ICPT)、および伊藤忠プランテックと協力し、バスなどの大型商用車向けの水素燃料電池システムを開発する
EUのロシア産石油禁輸措置が12月5日に発効するのを控え、ハンガリーとセルビアが10日までに、両国を結ぶ石油パイプラインの敷設で合意した。セルビアがクロアチアの代わりにハンガリーを経由してロシア産の石油を調達できるように
ロシアのプーチン大統領は13日、訪問先のカザフスタンの首都アスタナでトルコのエルドアン大統領と会談し、トルコを欧州向けのロシア産天然ガスのハブとすることを提案した。同国にはすでにロシア産ガスを欧州に運ぶ「トルコストリーム
日産自動車は11日、ロシア事業から撤退すると発表した。ロシアによるウクライナ侵攻の長期化で生産再開のめどが立たないためで、同事業をロシア国営の自動車・エンジン中央科学研究所(NAMI)に1ユーロで売却する。これによって約
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループは13日、人工知能(AI)チップを手がける中国のスタートアップ企業、地平線機器人(ホライズン・ロボティクス)と合弁会社を設立する計画を明らかにした。高度運転支援システム(A
仏食品大手ダノンは14日、ロシアで展開する乳製品および植物由来食品事業を売却すると発表した。同社はロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受けてロシア向けの投資を停止する一方、事業は継続していたが、戦争が長期化する中で最終的
フランスからドイツへの天然ガス供給が13日に開始された。ロシア産ガスの供給が大幅に減り、独国内で供給不足懸念が強まっていることを受けた措置。フランスでは電力供給が不足する恐れがあることから、見返りとしてドイツからの電力供
天然ガス危機対策を検討するドイツ政府の諮問委員会は10日、中間答申を発表した。価格高騰に苦しむ世帯と企業の支援を狙ったもので、総額は960億ユーロ。需要家の負担軽減策がガス消費量の抑制目標と両立するよう配慮されている。オ
英国のトラス首相は14日、クワーテング財務相を解任するとともに、法人税率の引き上げ凍結を撤回した。今月3日には所得税の最高税率引き下げを撤回しており、トラス政権は発足から1カ月余りで主要政策を相次いで撤回したことになる。
EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2022年4~6月期の住宅価格は、前年同期比で9.3%の上昇となり、上げ幅は過去最高だった前期の9.8%を下回った。価格の鈍化は2年ぶり。 ユーロ圏では欧州中央銀行(E
EU統計局ユーロスタットが14日に発表した8月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は509億ユーロの赤字だった。赤字幅は前月の340億ユーロから大きく膨らみ、ユーロ圏がリトアニアの参加で19カ国体
EU統計局ユーロスタットが12日に発表したユーロ圏の8月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比1.5%の上昇となった。プラスとなるのは2カ月ぶり。前月は2.3%の下落だった。(表参照) 分野別ではエネルギーが2
世界保健機関(WHO)と欧州疾病予防管理センター(ECDC)は12日、欧州で新型コロナウイルスの新規感染者が増加傾向にあり、新たな流行の波が始まった可能性があると警告した。 WHOのクルーゲ欧州地域事務局長とECDCのア
欧州委員会は11日、米化学大手のセラニーズが米同業デュポンのモビリティ・マテリアルズ部門を買収する計画を承認したと発表した。セラニーズが提案した競争上の是正策を実行することが条件となる。 デュポンのモビリティ・マテリアル
EUの欧州委員会は10日、製薬大手テバ・ファーマスーティカル(イスラエル)が多発性硬化症の治療薬であるグラチラマー酢酸塩(一般名:コパキソン)をめぐり、EU競争法に違反したと認定し、同社に制裁手続きの第1段階となる異議告
EU加盟国は12日、新型コロナウイルス感染拡大で大打撃を受けた航空業界の支援策として実施している空港の発着枠に関する規制緩和を継続し、2023年3月25日まで実施することで合意した。10月末が期限だったが、ウクライナ情勢
欧州委員会は12日、EU拡大に関する年次報告書を公表し、ボスニア・ヘルツェゴビナを「加盟候補国」として認定するよう加盟国に勧告すると明らかにした。全加盟国が承認すれば正式に加盟候補国の地位が付与され、交渉開始に向けて大き
カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルは12日、北マケドニアに工場を開設したと発表した。東欧での生産能力拡大が目的。複数の欧州自動車メーカー向けにドアミラーシステムを生産する。投資額は非公表だが、以前の政府発表