欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2014/11/3

西欧

英バークレイズ、為替操作問題で5億ポンドの引当金計上

この記事の要約

英大手銀行のバークレイズは10月30日、為替の不正操作疑惑に絡み、2014年7~9月期(第3四半期)に5億ポンド(約6億3,500万ユーロ)の引当金を計上したことを明らかにした。これが収益を圧迫し、同期は減益となった。 […]

英大手銀行のバークレイズは10月30日、為替の不正操作疑惑に絡み、2014年7~9月期(第3四半期)に5億ポンド(約6億3,500万ユーロ)の引当金を計上したことを明らかにした。これが収益を圧迫し、同期は減益となった。

同期の純利益は3億7,900万ポンド。前年同期の5億1,100万ポンドから25%減少した。為替不正操作問題の和解に備えた引当金に加えて、スペインのリテール銀行部門売却で3億6,400万ポンドの損失が生じたことが響き、収益が悪化した。