仏大手銀行ソシエテ・ジェネラルは22日、米投資信託大手アライアンス・バーンスタインと株式事業の合弁会社を設立することで合意したと発表した。両社の株式現物取引と株式調査事業を合弁会社に統合する。
ソシエテは合弁会社の株式51%を保有する。発足から5年後に全株式を握る選択権を持つ。出資額は非公表。年内の合弁会社設立を予定している。
同行のライバルである仏BNPパリバは21年、株式現物取引と株式調査を手掛ける同国の投資会社エクサンを買収し、同事業の基盤を拡大した。ソシエテは株式調査で強みを持つアライアンス・バーンスタインと組むことで、同じく同事業を強化し、BNPパリバを追撃する。