2014/4/28

西欧

プジョーが事業再建計画発表、合理化を推進

この記事の要約

仏自動車大手PSAプジョー・シトロエンのカルロス・タバレス社長は14日、業績改善に向けた事業再建計画「バック・イン・ザ・レース」を発表した。モデル数を現在の45車種から2022年までに26車種へ大幅に削減するほか、シトロ […]

仏自動車大手PSAプジョー・シトロエンのカルロス・タバレス社長は14日、業績改善に向けた事業再建計画「バック・イン・ザ・レース」を発表した。モデル数を現在の45車種から2022年までに26車種へ大幅に削減するほか、シトロエンのDSシリーズを独立したブランドとし、「プジョー」「シトロエン」「DS」の3ブランド体制を確立する。2016年までに営業キャッシュフローを黒字化するほか、2018年までに自動車部門の営業利益率で2%を確保する目標を掲げている。

同社はプジョーとシトロエンの両ブランドで競合するモデルを見直すほか、プラットフォームの採用を最適化するなどにより、モデル数を約4割減らし2022年までに26車種体制とする。各ブランドの価格帯も明確にし、「DS」は高級車、「プジョー」は独フォルクスワーゲン(VW)などに対抗する中価格帯、「シトロエン」はより手頃な低価格帯のラインアップをそろえる。

また、PSAに資本参加する中国の東風汽車との協力を強化し、2020年までに中国における販売台数を3倍に引き上げるほか、東南アジア諸国連合(ASEAN)市場における販売も強化する。ロシアとラテンアメリカでは3年以内に黒字化を目指す。さらに、アフリカや地中海地域といった新しい成長市場での事業拡大も視野に入れている。