欧州委員会は20日、EUが昨年春から実施してきたインド産のマンゴーの輸入禁止措置を解除したと発表した。
EUは昨年5月、高級品種として知られるインド産のアルフォンソマンゴーがショウジョウバエなどの害虫に汚染されていたことから、検疫体制の不備を理由に輸入を禁止した。しかし、その後にインド当局が検疫を強化したことから問題は解消されたと判断。同措置の解除を決めた。
EUが同様の理由で輸入を禁止しているインド産のナス、ニガウリ、ヘビウリに関しては、インド側が十分な対策を講じたか確認できないとして、同措置を継続する。