欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2015/1/26

西欧

スペイン、国営空港運営会社を2月に上場

この記事の要約

スペイン政府は22日、国営空港運営会社AENAを2月に上場すると発表した。民営化計画に沿ったもので、28%を上場し、21%を中核的投資家に売却する。 AENAは利用者数で世界最大の空港運営会社。マドロード、バルセロナなど […]

スペイン政府は22日、国営空港運営会社AENAを2月に上場すると発表した。民営化計画に沿ったもので、28%を上場し、21%を中核的投資家に売却する。

AENAは利用者数で世界最大の空港運営会社。マドロード、バルセロナなど国内46空港と英国、米国など海外の15空港を運営している。

国営企業の民営化を進める政府は昨年6月、AENAの株式49%の売却を発表。11月に上場する予定だったが、手続きが難航してずれ込んでいた。

新規株式公開(IPO)の売り出し価格は43~55ユーロを予定している。