欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2015/3/9

東欧・ロシア・その他

ポーランド中銀が利下げ、史上最低の1.5%に

この記事の要約

ポーランド中銀の国立銀行(NBP)は4日、主要政策金利を0.5ポイント引き下げ、史上最低の1.5%とした。利下げは5カ月ぶり。物価下落に歯止めをかけるため、市場予想の0.25ポイントを上回る利下げに踏み切った。ロンバート […]

ポーランド中銀の国立銀行(NBP)は4日、主要政策金利を0.5ポイント引き下げ、史上最低の1.5%とした。利下げは5カ月ぶり。物価下落に歯止めをかけるため、市場予想の0.25ポイントを上回る利下げに踏み切った。ロンバート金利、預金金利、再割引金利も0.5ポイント引き下げ、それぞれ2.5%、0.5%、1.75%とした。

ポーランド経済は堅調で、昨年10~12月期の国内総生産(GDP)は前期比で実質0.7%増加した。ただ、原油価格の下落を受けて物価の下落が続いており、1月の消費者物価指数は前年同月比で1.3%下落。インフレ率は7カ月連続でマイナスとなった。