欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2015/3/30

東欧・ロシア・その他

ポーランド化学最大手、欧州最大のプロピレン工場建設

この記事の要約

ポーランド化学最大手のグルーパ・アゾテは27日、欧州最大のプロピレン工場を国内に建設すると発表した。投資額は17億ズロチ(約4億4,000万ドル)で、同社にとって過去最大の規模となる。 プロピレンは自動車部品、玩具など幅 […]

ポーランド化学最大手のグルーパ・アゾテは27日、欧州最大のプロピレン工場を国内に建設すると発表した。投資額は17億ズロチ(約4億4,000万ドル)で、同社にとって過去最大の規模となる。

プロピレンは自動車部品、玩具など幅広い分野で使われるプラスチック、溶媒の原料となる。工場は北西部ポリツェに建設され、2019年に稼働の見通し。年産能力は40万トンで、欧州最大のプロピレン生産拠点となる。同工場で生産するプロピレンの60%はドイツなどに輸出する。