2015/3/30

東欧・ロシア・その他

三菱自動車とPSA、ロシア合弁工場で生産調整

この記事の要約

三菱自動車と仏PSAプジョー・シトロエンのロシア合弁工場ピーシーエムエー・ルスは27日、複数モデルの生産を一時停止するとともに、従業員100人を整理すると発表した。現地通貨ルーブルの下落や欧米の制裁を背景に同国の自動車市 […]

三菱自動車と仏PSAプジョー・シトロエンのロシア合弁工場ピーシーエムエー・ルスは27日、複数モデルの生産を一時停止するとともに、従業員100人を整理すると発表した。現地通貨ルーブルの下落や欧米の制裁を背景に同国の自動車市場の低迷が長引いているため。

シトロエン「C4セダン」とプジョー「408」の生産を4月27日から7月10日まで停止するほか、三菱自のSUV「アウトランダー」と「パジェロスポーツ」の生産ラインも4月2日から5月12日まで停止する。

ロシアの2014年の新車販売台数は前年比10.3%減の249万1,404台に落ち込んだ。コンサルティング大手のプライスウォーターハウス・クーパース(PwC)は今年の乗用車市場は35%縮小すると予想している。同社は声明で「(生産調整は)市場環境の悪化に伴う苦渋の決断だ」とコメントした。

一方、独フォルクスワーゲン(VW)は23日、ロシアのカルーガ工場で生産調整を実施することを明らかにした。現地需要が大きく縮小し、回復のメドも立たないためで、勤務シフト数を5月4日以降、1日3シフトから2シフトに削減。4月から7月までは操業日数を週4日に減らすほか、5月前半はさらに計8日、工場を停止する。