欧州ビール大手のカールスバーグ(デンマーク)は17日、中国の新疆ホップと折半出資する同国の合弁会社、烏蘇ビールを完全子会社化すると発表した。新疆ホップが保有する烏蘇ビールの株式50%を株式交換方式で取得する。
烏蘇ビールは新疆ウイグル自治区のビール最大手。新疆ホップはビール原料のメーカーで、カールスバーグが30%を出資している。
カールスバーグは保有する新疆ホップの株式と交換で、烏蘇ビールの株式50%を取得する。また、両株式の価値の差額調整分として、約2億クローネ(約2,680万ユーロ)の現金を受け取る。今年末までの売買手続き完了を見込む。