2015/6/1

EU情報

独メルク、米シグマ買収で是正策提案

この記事の要約

欧州委員会は5月27日、独製薬・化学大手メルクが米同業のシグマ・アルドリッチを買収する計画について、競争上の是正策を提示したことを明らかにした。詳細は不明だが、メルクは買収認可を取り付けるため、一部の事業、資産の売却を申 […]

欧州委員会は5月27日、独製薬・化学大手メルクが米同業のシグマ・アルドリッチを買収する計画について、競争上の是正策を提示したことを明らかにした。詳細は不明だが、メルクは買収認可を取り付けるため、一部の事業、資産の売却を申し出たと目される。

シグマ・アルドリッチは研究開発用の試薬に強みを持つ企業。メルクは昨年9月、同社を170億ドルで買収することで合意していた。同社にとって史上最大の買収案件となる。

メルクは5月初め、欧州委が同買収に競争政策上の観点から難色を示していることを明らかにしていた。欧州委は是正策の提示を受けて、買収審査の期限を6月1日から15日に延長し、買収の可否を最終判断する。