トルコ投資庁は22日、米伊資本の自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)がトルコのコチ・ホールディングと設立した合弁会社トファシュのブルサ工場で、新モデル「Aegea」を生産すると発表した。第1弾として11月にセダン車の生産を開始。続いてハッチバック車を16年、ステーションワゴンを17年に生産する。生産したモデルは欧州、中東、アフリカの40カ国に輸出する。
ブルサ工場はフィアットの主要生産拠点の1つで、高品質の車両を低コストで生産できるメリットを持つ。現在、小型商用車と、新興国向けにコンパクトセダン「リネア」を生産している。フィアットは「Aegea」生産のために5億2,000万米ドルを投資した。