欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2015/6/29

東欧・ロシア・その他

ハンガリー中銀が4カ月連続利下げ、政策金利は史上最低の1.5%に

この記事の要約

ハンガリー中央銀行は23日、主要政策金利である2週間物預金金利を0.15ポイント引き下げ、過去最低の1.5%とすることを決めた。利下げは4カ月連続。インフレ率が低水準で推移する中、景気対策として金融緩和を進める。 ハンガ […]

ハンガリー中央銀行は23日、主要政策金利である2週間物預金金利を0.15ポイント引き下げ、過去最低の1.5%とすることを決めた。利下げは4カ月連続。インフレ率が低水準で推移する中、景気対策として金融緩和を進める。

ハンガリーのインフレ率は、5月に9カ月ぶりにプラスに転じたが、なお低水準にある。一方、景気は下振れリスクが強まっていることから、中銀のマトルチ総裁は今後も物価動向をにらみながら「緩やかな金融緩和」を継続する方針を示した。