仏通信最大手オレンジは20日、インド携帯電話サービス最大手バーティ・エアテルのアフリカ4カ国の事業を買収する方向で交渉を行っていることを明らかにした。ブルキナファソ、チャド、コンゴ、シエラレオネが対象となっている。
オレンジはエアテルの海外事業統括会社エアテル・インターナショナルと独占交渉を進めている。携帯電話の利用者が急増しているアフリカ市場での事業基盤拡大が狙いだが、オレンジは声明で「合意に至る確証はない」としている。
バーティは2010年にアフリカに進出し、15カ国で事業を展開している。