2014/5/12

西欧

UBSが組織再編、持ち株会社に移行

この記事の要約

スイス最大手銀行UBSは6日、組織を再編すると発表した。持ち株会社に移行し、経営危機の際の対応能力などを強化する。 UBSは株式交換によって持ち株会社を新設する。当局の承認を得た上で、年内に実施する計画だ。 同行は200 […]

スイス最大手銀行UBSは6日、組織を再編すると発表した。持ち株会社に移行し、経営危機の際の対応能力などを強化する。

UBSは株式交換によって持ち株会社を新設する。当局の承認を得た上で、年内に実施する計画だ。

同行は2008年の世界金融危機で経営が揺らぎ、公的資金の注入を受けて救済された経緯がある。組織再編は同様の事態の再発を防ぐため、スイス当局の指示に基づいて実施するもの。持ち株会社への移行には、問題が生じた部門の切り離しが容易になり、危機が全体に波及するのを防ぐことができるほか、引当金を減らすことができるといった利点がある。

同時に発表した2014年1~3月期(第1四半期)決算の純利益は10億5,400万スイスフラン(約8億6,400万ユーロ)で、前年同期から7%増加した。富裕層向け資産運用部門が営業利益31%増、投資銀行部門が同43%増と好調だった。