欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2014/5/12

西欧

テレフォニカの純利益23%減、ユーロ高など響く

この記事の要約

スペイン通信最大手のテレフォニカが9日発表した2014年1~3月期(第1四半期)決算の純利益は6億9,200万ユーロで、前年同期から23.3%減少した。主要市場であるブラジルなど中南米での収益がユーロ高で圧迫されたことが […]

スペイン通信最大手のテレフォニカが9日発表した2014年1~3月期(第1四半期)決算の純利益は6億9,200万ユーロで、前年同期から23.3%減少した。主要市場であるブラジルなど中南米での収益がユーロ高で圧迫されたことが響いた。チェコ部門の売却による収益基盤縮小も反映された。

売上高は13.5%減の122億3,000万ユーロ。ユーロ高で12%圧縮された。為替変動、事業売却など特別要因を除くと1.5%の増収だった。