後発医薬品世界最大手のテバ・ファーマシューティカルズ(イスラエル)は1日、メキシコ製薬大手のレプレセンタシオネス・エ・インベスティガシオネス・メディカス(RIMSA)を買収することで合意したと発表した。買収額は23億ドル。2016年1~3月期の買収手続き完了を見込む。
RIMSAは急成長している製薬会社。売上高は2011年から年平均10.6%のペースで拡大しており、14年は2億2,700万ドルに上った。テバは新興市場での事業拡大を目指す戦略に沿って同社の買収を決めた。これによって中南米第2の製薬市場であるメキシコで最大手となる。
テバは7月、米製薬大手アラガンの後発薬事業を405億ドルで買収することで合意していた。これに続く大型買収となる。