欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2015/10/5

東欧・ロシア・その他

伊フィアット、新モデル「エーゲ」をトルコで生産開始

この記事の要約

トルコ財閥のコチ・ホールディングと米伊資本の自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)のトルコ合弁会社トファシュは9月28日、北西部のブルサ工場でフィアットの新型セダン「エーゲ」の生産を開始した。同モ […]

トルコ財閥のコチ・ホールディングと米伊資本の自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)のトルコ合弁会社トファシュは9月28日、北西部のブルサ工場でフィアットの新型セダン「エーゲ」の生産を開始した。同モデルには今後ハッチバックとステーションワゴンを追加し、7年間で120万台を生産。欧州、中東、アフリカの40カ国以上に輸出する計画だ。

コチ・ホールディングのコチ最高経営責任者(CEO)によると、いずれのモデルも共通のプラットフォームを採用する。

トファシュはトルコで唯一乗用車と軽商用車を生産する自動車メーカー。フィアットの他、プジョー、シトロエン、オペルなどの車両生産を手がけ、約6,500人を雇用する。