日本発条は13日、ハンガリー北部タタに建設中の自動車サスペンション工場の上棟式を行った。新工場は8ヘクタールの用地に床面積1万平方メートルの生産棟を建設する。100人を新規雇用し、来年の稼働開始を見込む。投資額は非公表。
上棟式には外務貿易省のラースロー・サボー副大臣も出席した。同副大臣はハンガリー投資庁(HIPA)が7つの日本企業と、総額3億6,400万ユーロ、雇用規模600人に上る投資計画を協議中だと述べた。
日本発条は3月、タタの北西約20キロのコマーロムにコイルばねとスタビライザの生産工場を開設する計画を発表。タタの工場はこれに続く拠点設置となる。