スペイン最大手銀行のバンコ・サンタンデールが10月29日発表した2015年7～9月期（第3四半期）決算の純利益は16億8,000万ユーロとなり、前年同期から4.7％増加した。収益の約2割を占めるブラジル事業が振るわなかったが、スペイン事業が好調で、増益を確保した。
スペイン事業の純利益は、同国の景気回復に支えられて33.9％増と大幅に拡大した。一方、ブラジル事業は同国の通貨安で収益が目減りし、14.8％の減益となった。
西欧
東欧・ロシア・その他
EU情報
- ギリシャ大手4行の資本不足、想定下回る144億ユーロ＝ECB
- 加盟国が17年9月の実走行試験導入で合意、移行期間は排ガス規制値の超過容認
- GM作物販売の「オプトアウト」導入、欧州議会が否決
- 携帯ローミング撤廃法案が可決、「中立性」の原則盛り込む
- コソボがEU加盟へ前進、SAA協定に調印
- 10月のユーロ圏インフレ率0％、マイナスから脱却
- ニュージーランドとFTA交渉開始で合意、近くスコーピング作業に着手
- リヒテンシュタインとも口座情報交換、スイスに続き協定に調印
- 欧州議会が証券金融取引の透明性ルール可決、シャドーバンキング規制を強化
- ハチソンのテレフォニカ英子会社買収、欧州委が本格調査
- 7～9月の英成長率0.5％に失速、製造・建設が不振
- 9月のユーロ圏失業率、10.8％に改善
- ユーロ圏景況感、4カ月連続改善