欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2015/11/30

東欧・ロシア・その他

スロベニア国営航空整備会社、ポーランド同業に売却

この記事の要約

スロベニア国営投資会社のスロベニア・ソブリン・ホールディング(SSH)は24日、国営航空機整備会社のアドリアエアウェイズ・テヒニカ(AAテヒニカ)をポーランド同業ラインテック・ホールディングに売却することで合意したと発表 […]

スロベニア国営投資会社のスロベニア・ソブリン・ホールディング(SSH)は24日、国営航空機整備会社のアドリアエアウェイズ・テヒニカ(AAテヒニカ)をポーランド同業ラインテック・ホールディングに売却することで合意したと発表した。売却額は明らかにしていない。

AAテヒニカの売却は、政府が2013年に打ち出した国営企業民営化計画に盛り込まれていた。ラインテックは買収によって、AAテヒニカと合わせて6棟の航空機整備ハンガーを保有し、サービス体制を拡充する。ボーイング、エアバス、ボンバルディアなど主要航空機材の整備能力を高めて、欧州業界の主導的地位の確立を目指す。