2015/11/23

東欧・ロシア・その他

プーチン大統領、ウクライナ債務の再編案を提示

この記事の要約

ロシアのプーチン大統領は16日、年末に償還期限を迎える30億米ドルの対ウクライナ債権について、返済条件を緩和する案を提示したと発表した。これまでは期限内の一括返済を求め、遅延すれば法的手段も辞さない構えを崩していなかった […]

ロシアのプーチン大統領は16日、年末に償還期限を迎える30億米ドルの対ウクライナ債権について、返済条件を緩和する案を提示したと発表した。これまでは期限内の一括返済を求め、遅延すれば法的手段も辞さない構えを崩していなかった。

ロシア側の提案は、ウクライナが来年から3年間にわたって10億ドルずつ返済するというもの。欧米諸国と国際通貨基金(IMF)が保証を引き受けることを条件としている。

プーチン大統領は今回の提案について、「2016年末の全額償還」を内容とするIMFの提案よりもウクライナにとって好条件だと指摘。その上で、「欧米諸国とIMFは、ロシアがウクライナの信用力を認めるよう説得を続けてきた。ウクライナに信用力があると信じているのなら、自ら保証を引き受けることができるはず」と話した。

16日に米オバマ米大統領、ルー財務長官に提案内容を伝えたところ、良い反応が返ってきたという。一方、ウクライナ財務省はプーチン大統領から「直接の提案は受けていない」とコメントしている。