チェコのシュコダ自動車が9日発表した1月の販売台数は前年同月比5.2%増の9万1,600台となり、1月としては過去最高を記録した。特に欧州と中国での販売台数が大きく増加した一方、東欧での販売台数は減少した。車種別では中型車「スペルブ」が62.3%増となったほか、コンパクトSUV「イェティ」が29.4%増、小型車「ファビア」も25.8%増と大きく伸びた。
1月の販売台数を地域別にみると、西欧は前年同月比10.4%増の3万2,900台で、うちドイツでは4.7%増の1万500台だった。東欧ではロシアが30.6%減の3,600台に大きく落ち込んだほか、ロシアを除く東欧地域も10.5%減の2,000台と振るわなかった。
本国チェコの販売台数は前年同月比2.1%増の6,400台。他の中欧諸国は5.7%増の1万4,200台だった。特にポーランドでは9.1%増の4,800台と大幅に増加した。
中国での販売台数は前年同月比8.8%増の3万1,300台と大きく伸びた。