エールフランス-KLMの営業損益、10年以来の黒字

欧州航空大手エールフランス-KLMが18日発表した2015年12月通期決算の営業損益は8億1,600万ユーロの黒字となり、前期の赤字(1億2,900万ユーロ)から改善した。営業黒字は2010年以来。原油価格の下落による燃料コストの縮小が大きな要因となった。

売上高は4.6%増の260億5,900万ユーロ。旅客数は2.8%増えた。小幅の増収にとどまったものの、燃料費が22.3%減少し、収益が大きく拡大。純利益も2億2,500万ユーロの赤字から1億1,800万ユーロの黒字に転じた。

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