ハンガリーの自動車部品大手ラーバが17日発表した2015年12月通期決算は、純利益が19億5,200万フォリント(約632万ユーロ)となり、前期から123.9%増加した。金融収支が前期の5億8,400万フォリントの赤字から1億6,800万フォリントの黒字に改善したことが大きかった。
売上高は3.7%減の461億5,400万フォリントに後退したが、直接販売コストの削減により粗利益が5.3%増となった。同利益マージンは前年の19.2%から21.0%に上昇した。営業利益は8.3%増の44億6,300万フォリントだった。