マースク、1~3月期は大幅減益

欧州海運・石油大手のAPモラー・マースク(デンマーク)が4日発表した2016年1~3月期(第1四半期)決算の純利益は2億2,400万ドルとなり、前年同期から86%減少した。原油安、コンテナ運賃の下落を受けて海運、石油部門とも不調で、収益が大きく悪化した。

売上高は20%減の85億ドル。海運部門は運賃の26%低下が響き、利益が95%減の3,700万ドルに落ち込んだ。石油部門は2億800万ドルの黒字から2,900万ドルの赤字に転じた。

上部へスクロール