ロシア石油最大手の国営ロスネフチが15日発表した2016年4~6月期決算の純利益は890億ルーブル(約12億4,000万ユーロ)となり、前年同期の1,340億ルーブルから33.6%減少した。原油価格の低迷が響いた。
売上高は6.1%減の1兆2,320億ルーブルだった。営業利益(EBITDA)が11.9%増の3,480億ルーブルに拡大したことから、売上高営業利益率は前期の25.2%から27.6%へと上昇した。ドル建て債務は234億ドルで、前期の239億ドルから2.1%減少した。
ロシア産原油価格の指標となるウラル原油価格は同期、バレルあたりで前年同期を30%下回った。