オペルのハンガリー工場、昨年のエンジン生産23%増

米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)傘下の独オペルは17日、ハンガリーでの2016年のエンジン生産台数が前年比23%増の63万台に拡大したことを明らかにした。今年2月半ばに通算900万台を突破する見通しだ。

オペルは1992年、オーストリア国境に近い西部のセントゴットハールド工場でエンジンの生産を開始した。2014年には7億ユーロを投じて建設した新生産棟が稼働を開始し、多様なエンジンモデルに柔軟に対応する生産体制が実現した。新生産棟の年産能力は60万台で、16年は47万台超を生産した。

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